《NZワーホリ》あったら絶対便利!車の探し方から購入まで
今回はニュージーランドでの車の探し方についてです!
ニュージーランドでの車の必要性
オークランドやウェリントンなどの大きな都市でずっと生活する予定であればなくても困ることはないですが、ほかの地域での基本的な公共交通機関の選択肢は決して多くありません。私の住んでいたタウランガではバスがありましたが、車であれば20分で着くところでも住宅街を回って目的地まで向かうため1時間近くかかってしまいます...
フルーツピッキングやパッキングなどのファームジョブなどをする予定や旅行したり、住む場所を変える予定がある人には特に車を買うことをおすすめします。
ファームジョブでは送迎ありの仕事もよくみかけたので車がなくてもそういった仕事はもちろんできますが、個人的には自分で通勤する方が気持ち的にも楽です...
休みの日は友達とロードトリップに!ちっちゃい島国だからこそ車があればどこへでも気軽に出かけることができます。
車を買う前に知っておくこと...
左側通行右ハンドル
海外で運転するとなるとアメリカのように右側通行左ハンドル、日本と逆のイメージを持っている人も少なくないと思いますが、ニュージーランドでは日本と同様左側通行右ハンドルです。日本で運転している人であれば問題なくニュージーランドでも運転できます!
運転免許
外国人がニュージーランドで車を運転するためには、国際運転免許証 (International Driving Permit) とパスポートを必ず携帯しなければいけません。
日本を出国する前に必ず取得しておきましょう。
国際運転免許証は、住んでいる地域の運転免許センターや警察署の運転免許課で取得することができます。日本で申請する際には、国外運転免許証 (日本で免許を持つ人が海外で運転する場合) を申請しましょう。
申請の際に必要な書類は、
- 日本の運転免許証 (有効期限内のもの)
- 申請用写真1枚 (縦5cm x 横4cm)
- 外国に渡航する証明書 (パスポート、飛行機のチケットなど)
- 手数料 2,350円
- 古い国外免許証
申請用写真はパスポート写真のように、前髪が両眉にかかっていたり、上三分身より大きすぎたり小さすぎても受け付けてもらえないので、有料でも申請場所で撮影すると安心です。
申請前に各都道府県警のホームページを必ず確認してからいきましょう!
交通ルール
ニュージーランドで運転する前にまず交通ルールに関してはきちんと理解しておきましょう。
日本と大きく異なるルールはあまりないですが、ニュージーランドにはラウンドアバウト (roundabout) という環状交差点が多くあります。ラウンドアバウトについてはこちらを読んでみてください。
車の探し方
町によって少し違いはあるかもしれませんが、私が車を買ったタウランガでの経験を元に紹介します。
ディーラーから探す
日本のように、ニュージーランドにももちろん中古車を取り扱っている車屋さんがあります。ディーラーから買うメリットは、メンテナンスやクリーニングがしっかりしていること、購入後すぐに車になにか不具合があった場合に対応してくれること。
ひとつの中古車ディーラーが他にもお店を持っていることがあり、予算や探しているタイプの車種を伝えると違うお店を紹介してくれたり、いろいろ探し回らなくてもいい車に出会えることがあります!
Facebookのコミュニティーから探す
ニュージーランドではFacebookの掲示板コミュニティーで車も売っています。
私は以下の掲示板をこまめに毎日チェックして、気になった車があればまず購入者が決まっていないことをコメントで確認してから、メッセンジャーを通してアポイントをとります。
- Tauranga / Mt Maunganui cars buy/sell/swap
- Papamoa / Mt Maunganui Community Notice board
- Tauranga Local Noticeboard
trade meから探す
以前、ワーホリ求人情報の集め方でも紹介したウェブサイトですが、車の販売情報もここから探すことができます。ディーラーもここのサイトに中古車情報を掲載していることがあるので、わざわざディーラーのお店をまわりに行かなくてもある程度情報を集められます。
駐車場 / 路駐の車から探す
日本では考えられませんがニュージーランドでは、当たり前のように路上にとめてある車のフロントガラスに張り紙がしてあって、”$1000 021-xxxx-xxxx”と値段と連絡先だけ書いてあることがよくあります。
中には窓ガラスに直接スプレーでおっきく書いてあることもあり、初めて見た時は私も衝撃でした。
こういった形で販売している車は年代が古かったり、塗装の状態があまり良いものでない車のイメージが個人的には強いですが、もちろん中には状態の良い車も見つけることができます。
どの方法で車を購入するにしても、購入前に必ず試乗させてもらいましょう!
値段交渉も個人で売っている人には頑張って交渉してみましょう !
マイカー購入まで
私流チェックポイント
✔︎ミニバンタイプ理想はオデッセイ
エスティマくらい大きくてもいいかなと思ってたんですが、車を改造して寝泊まりすることは考えてなかったので予算も踏まえてこのくらいのサイズ
✔︎予算〜$3,500
探していた車種はバッパーにもキウイファミリーからも人気のタイプ。値段を気にしなければいくらでも見つかるけど、ワーホリの私にそんなに車に費やせるほどお金はありません。人気な車種だけあって値段交渉は通用しないと気づき予算以上の車はスルー。
✔︎年式は2000年以降
なぜかというとWOFといって車検のようなものがあるのですが、そのWOFの更新が、製造が2000年以降のものだと1年に1回、2000年以前のものだと半年に1回なんです。
日本ほどWOFの更新は高くないですが、できるだけ節約するためにも!
✔︎WOF更新済み
基本的にはWOFは更新されているものが多いですが、中には更新されていないものもあるので必ずチェック!買ってから更新しに行ってなにか不備があった場合その修理費が高額になる可能性も。
✔︎排気量1900cc以上
山道の多いニュージーランド。北島から南島までラウンドする予定があったのである程度馬力のある車にしたほうが◎
✔︎タイヤの交換時期
最後にいつタイヤを交換しているのか、自分でもどれくらい擦れているか確認。これはいつか自分が車を売る側になったときにも買い手側に正しい情報を伝えられること、WOFはタイヤの溝の減り加減もチェックされるのでもしタイヤ4つ買い替えることになった場合中古でそろえたとしても結構お金がかかるので先のことを考えて要チェック。
✔︎シートがフラットにできること
荷物がたくさん乗せれるようにシートが完全にフラットにできるタイプかどうか。これがラウンドでキャンプサイトを転々とした時に役立ちました!
✔︎REGO (自動車税 )更新済み
これは上の条件にもしプラスで更新されていたらいいなぁくらいの気持ちで...
ついに見つけた条件ぴったりの車!
いろいろな車の探し方を紹介しましたが、私は一通り全部探し回りました。毎日のようにチェックして、気になる車があれば連絡して、試乗して、を繰り返すこと約2ヵ月。最終的にFacebookのコミュニティーでみつけたTOYOTAのガイア。個人で売っている車だと思っていて連絡をとっていると、試乗させてもらうために指定された住所へ行ってみてディーラーが販売している車と知りました。
ディーラーの人はとっても明るい人で軽く世間話をしながら車の状態を再確認。試乗させてもらい特に問題もなかったので即決!
2001年式、走行距離190,000km。
値段は$2,900!!WOFも更新済みでREGOだけ1ヵ月後に更新が必要でした。
ニュージーランド入国してから約2ヵ月かかりましたがこの車を購入できて満足でした!