NZで運転する前に!ラウンドアバウトとは
日本ではあまり馴染みのないラウンドアバウト( roundabout )という信号のない環状交差点がニュージーランドにはたくさんあります。
今回はそのラウンドアバウトについて紹介します!
ルールは3つ!!
- 進行方向は時計周り
- 右からくる車を優先
- ラウンドアバウト内での車線変更禁止
とりあえずこの3つさえ守れば他の車にぶつかることはありません!
まずラウンドアバウトに近づいたら速度を落とします。ニュージーランドでは時計周りに進むので、右側からくる車が優先。
もし自分がレーンを間違えてラウンドアバウトに入ってしまったとしても、ラウンドアバウト内で車線変更することはできません。間違ってしまってもぐるっとラウンドアバウト内を周ってからであれば最終的には自分のでたい出口ででられるので焦って車線変更しないようにしましょう。
ラウンドアバウトの進入方法
NZ Transport Agencyのサイトで紹介しているラウンドアバウトの運転の仕方の説明の図を使って説明します。
シングルレーン
1番シンプルでわかりやすいのがシングルレーンのラウンドアバウト。一車線しかないので、左折、直進、右折に関係なく右からくる車に道を譲り車がいなくなればラウンドアバウトに入ります。
マルチレーン
一車線のラウンドアバウトに加えて、複数車線のラウンドアバウトがあります。二車線のものから交通量の多いところでは四車線のものまで。このタイプのラウンドアバウトの場合、進入前にレーンを決めなければいけません。
基本的にはレーンに別れる前に道路に矢印のマークがあり、その矢印に従って自分の行きたい方向の矢印のレーンを選べばいいだけ。
気をつけなければいけないのが、全部のラウンドアバウトが同じ表示とは限らないこと。ほとんどの場合ラウンドアバウトの前に大きな看板があり、目的地の出口が示されてます。
ラウンドアバウトの標識
Roundabout
ラウンドアバウトがこの先にありますという標識
Keep left
中央分離帯よりも左側に寄りなさいという標識
Give way
ラウンドアバウトのルールに従って道を譲りなさいという標識
ウィンカーのタイミング
頭に入れておくのは出口で必ず左のウィンカーをつけること。
レーンで待っている時には信号待ちと同様、左折は左のウィンカー、直進はウィンカーなし、右折は右のウィンカーをつけておきます。
ラウンドアバウトに進入したら、
左折の場合は左のウィンカーをつけたまま左折。
直進の場合は1つめの出口を通過したら左のウィンカーをつける。
右折の場合は右のウィンカーをつけたままラウンドアバウトに進入し、2つめの出口を通過したら左のウィンカーに切り替える。
”Failing to indicate as required at roundabouts can incur a $150 fine.”
ラウンドアバウトで必要に応じて方向指示器を表示しないと、$150の罰金が科される可能性があります。引用元; AA.co.nz
自分自身が事故に合わないようにするだけでなく、ほかのドライバーが安心して運転できるようにするためにもウィンカーは正しく表示しましょう。
Google Mapsのラウンドアバウトでの案内
ニュージーランドでGoogle Mapsを使っていると、ラウンドアバウトに入る時に出口を1番最初の出口から数えて1つ目、2つ目というように数で数えます。
”At the roundabout, take the 3rd exit onto SH2 ”というように右折をthe 3rd exitと言い左折、直進といった言い方をしないことを頭の片隅にいれておきましょう!
またラウンドアバウトはいつも4つの出口とは限りません。タウランガにもいつも通るラウンドアバウトで6つ出口がありました。
まとめ
ラウンドアバウトは運転してみることで慣れていきます!怖がらずに冷静になればタイミングのコツはすぐにつかめるようになります。怖がって勢いよくアクセルを踏むほうが危ないです。首都高に比べたら全然楽勝です!笑
以上、日本にないニュージーランドのラウンドアバウトについてでした★